土曜競馬感想など 

土曜の回顧は機会があれば書きたいとは思うけど,とりあえず言いたいことは2つ.
1つ目は『オリオンザスカイの柴山を降ろしてください』ということ.中京戦のVTRでも見て真似たのかもしれんけど,それじゃあピサノヨシツネの不幸と同じじゃん.あそこで仕掛けるんなら最初から前へ行きゃいいのに,最もゴールから遠い最後方へとりあえず位置取るのはどういう了見なんだろう.そういえば,タイミングよく今月の競馬王の短縮ショッカーの記事でも,後方位置取り指数の高い騎手として取り上げられてたね.この記事では「短縮先行→差しの位置取りショックを実行してくれる」という好解釈で取り上げられてるのかもしれないけど,ダート中心に買う人間としては,「前へ行ってほしいときにも前へ行こうとしない」というネガティブな解釈をしてしまうw 他に後方指数の高い騎手は,勝春,飯田,秋山,藤岡など.なるほどとうなずいてしまう結果だ(ただ,秋山は主張すべきシーンでは,主張してくれるイメージはある).この指数のためだけに改訂版の短縮ショッカー買おうかなあw 距離延長先行指数が見たい.

もう1つは,『全ての不幸を背負ってくれたフィールドルーキーありがとう』.月桂樹さんともメッセで話したんだけど,土曜京都メインのあの2頭で12倍はつきすぎ.どうやらフィールドルーキーが過剰人気していたからのようだ.この馬は個人的には好きな馬で,確かに1000万を勝てるだけのスペックもある(あった)はずなんだけど,去年の勝つべき星を不幸の駄騎乗で落とした挙句,連闘までしたのに勝ちあがれなかったあたりでこの馬の馬生は狂った.こんなパートナーとはやってられない.フィールドルーキーの闘争心は影を潜めてしまった.その割にパレスエースに圧勝した実績やら,福島の圧勝やら目立つ馬ではあるんでなかなか人気が落ちない.自分は好きだから買ってしまうけど,思い入れのない人はこの馬とは距離を置いて付き合ったほうがいいかもしれない.少なくとも不幸が去らないうちは.