昔を懐かしむ年になっちゃったよ

最近,ブログがまだ流行ってない頃に,日記CGIでとりとめのないことをよく書いてたなあとなんとなく懐かしくなる.あの頃に比べると,M金満問わず,ネット競馬界はなんとなく元気がないみたいですね.昔はエキサイティングな予想を書く人がゴロゴロいたような記憶があります.自分の中で,もっとも強烈に印象に残っているのは金満系サイトhttp://b-factory.cside.com/bf/掲示板でも盛り上がった2002年天王山特別.当時からチェック&金満&Mで馬券を買っていた自分は,ここの掲示板を見て自分の予想の自信を深め,3連複万馬券をほぼ本線で的中させ,Dell Dimension 8250,IBM Think Pad X24等を購入したのだった.あの頃,色々と楽しませてくれたみなさんは,自分でブログとか持ってしまって,おいらの知らないところで予想を書いているのだろうか?

しかし,自分がブログを書いてると,ブログってのは発信には向くけど,コミュニケーションには向かないツールって気がしてくる.ネットに関わる全ての人がブログを持てば問題は解決するかも?だけど,理論開発にはあまり興味なくて週末予想だけ参加できりゃいいって人もおそらくいるわけで.そういう人にとっては,ブログの敷居は,まだ高いんだろうなと思ったりする.

匿名性の高い掲示板(2chとか)と,匿名ながらもある程度立場を明確にしたブログ.この二つにネットコミュニティが集約されつつあるように自分の目には映る.このことを踏まえると,ネットコミュニティは現在,過渡期なんだろうなと思う.現時点では,ブログが完全に広まりきっていない以上,特定のサイトの掲示板でしか顔を出さない人ってのが出るのは当然のこと.掲示板の登場人物は登場場所が限られ,結果としてコミュニティは閉じたものとなってしまう.そして,コミュニティが閉じてしまうと,淀んだ池の水が濁ってくるように・・・.

淀んだ池の水を再び活性化させるためには,新たなインフローが必要となる.このインフローが,今はまだブログを持っていない人がブログを持つことによってもたらされるんじゃないかなーと思う.ブロードバンド万歳,広まれブログ.特に,新たなダート予想家が出現してくれることを願います.