土曜回顧

競馬徒然

今日は中京最終馬連的中でプラス．欅ステークスをリプレイで見たとき，チョウカイロイヤルの鞍上のやる気のなさにはびっくりしたよ．直線で外に出しやすくするために早々と最後方に下げてやんの．1枠で外から追い込んでくる姿を見ていると，俺の目からは涙が溢れ出そうになりましたよ．馬が可哀想で．自分の名前に忠実に４着前後を狙って競馬しているとしか思えない．

そもそも，競争ごとにおいては常にゴールに近いほうにいるほうが有利であり，後方待機策というのは「自ら勝つ」という可能性を低めているのだ．なぜなら，先行することのデメリットは馬の能力で解決できる可能性があるが，後方待機のデメリットは馬の能力では解決できない可能性が高いものが多いからだ．つまり，後方待機策は原則脱落待ちの戦法である．現に競馬は逃げ馬を買いさえすれば自動的に儲かるようになっている．だから，俺は「追い込み一辺倒な馬」を本命にするということが少ない．今回でいえばオフィサーみたいな馬ね．逆に，今回のトウショウギアやウエスタンウッズ，ヤマノルドルフみたいに玉砕しても良しとする逃げ先行馬を好んで本命にすることが多い．差し馬ならナリタプレリュードのようにある程度は自分で流れを作って動ける馬でないとあまり本命にしない（御嶽特別の渡辺は，もう1つコーナーがあると思ってる？という感じの落ち着きっぷりでしたがｗ）．

話をチョウカイロイヤルに戻すと，十分勝負圏内にいると思われる先行・差し実績のある馬で，わざわざ勝利から最も遠ざかる位置まで下げるのはどういう魂胆があってのことなんだって話だ．お前外回したかっただけちゃうんかと．トウショウギアが個性と能力を存分に発揮して良いレースを作ってくれただけに非常に残念だった．まあこの人にあんまり期待はしてなかったけど，実際に馬券が外れるとやっぱ頭にキきますわｗ　ようするにこの回顧はどう見ても八つ当たりです．本当にありがとうございました．